遅ればせながら 今年もよろしくお願いを申しあげます
大寒。。。ほんとに大寒ですね今年は。。
みなさま共にご自愛しながら乗り切りましょう
毎年温暖化とか言いながらも地球そのものは不滅の行動を続けている。ぴーぴー喚いているのは人間だけのようです。雪が降り路面が凍る。これもまた自然な営みですから、たまにはその上をシューーーなんて滑って楽しんでいきましょう。ま、、転倒等の責任は一切負いませんが。。^^;)福井県の植木屋「あうん」の大塚君は冬に会うと手がボロッボロです。。この暖かい千葉の土地で仕事ができていることに一筋の感謝を覚え、日々仕事をこなしております。
しかしあと一週間もすれば立春です。その前日に節分。太陽歴に変えてしまってから少し解りにくくなりましたが、この立春前の節分という節目を古来から日本人は一番重要視してきました。古来は立春をもって正月となっていたわけです。初夢、なんていうのも2月4日の夜に見る夢だったのですね。そして今、まさに梅の蕾みがメキメキと膨らみ始めて春への準備万端!!てな時期です。古代の日本人にとってこの大寒の時期は一年でもっとも厳しい時期。病い、ケガレ(気が枯れる)が蔓延する。そんな時期に梅の蕾みは膨らみます。梅の枝からある日突然プクッと芽が吹き出す。ゼロからイチになるその瞬間に神聖な神の力を感じた日本人はそれを「ムスヒ」の神と言ったのです(これについてはまた後日書き足します)。生成の神「ムスヒノカミ」が降りてきて初めて立春の準備が整う。最も寒いこの時期に小さな小さな生成を育む力をとても大事にした古人(いにしえびと)の豊かな感性に植木屋として頭が上がりません。
冬がさむい
夏があつい
海があおい
山がたかい
あたりまえのことをもっと受け止める力があれば、ヒトはもっと楽になれる
しかしそれは今より少し厳しい世界かもしれずお勧めはしにくいのも事実
でも植木屋としては絶対に持っていなければいけない感覚だろうなと私はおもう
日の光が一番美しい時期はこの時期ですよね
冬はつとめて 雪の降りたるはいうべきにもあらず
今年最初のブログ。。。
新年の抱負として何か伝われば幸いです
庭蝉として今年も一層の充実した日々を
みなさまにとってより佳き一年となりますよう
庭蝉 西田金太郎