柿の下

  少し早いようにも思われますが、庭蝉は年内の造園工事の受付を終了させていただきました。今年もたくさんのお施主様とのやりとりの中で様々な発見や出会いがあり、エネルギーをいただきながら精進する事ができました。今現在、打ち合わせ中の造園工事は年明けを見越しての設計提案ばかりですが、皆様にご理解をいただきながら、ひとつひとつを推敲し、時間を掛ける事によって産まれる新たな発想が私にもお施主様にもありますもので、無理に調整して年内に!という考えがないのです。私自身、無理をすることによりひとつひとつの作業が薄くなるのが一番怖れるところです。お互いに「待つ」という時間がまた、必ず良い庭景色を作るはずです。なお、来春に向けての造園依頼は随時受け付けております。

 また、新築の際の新規造園工事(駐車場や門柱など含めた)のご依頼はなるべく早めにご連絡をいただけますとよりスムーズに事が運びます。その分でコストダウンやより綿密な打ち合わせもできますので是非早めのご検討をお願いいたします。

    「集中力」 というのはひとつの「力」

    それは筋肉みたいなものなのではないか

    鍛えればいくらでも身に付くし怠れば消えていく

    使いすぎれば筋肉痛にもなるし休めばまた復活する

    そんな気がする

    それをある偉大な植木屋はこう言っていた

    「壊れるまでやらなきゃいけない でも壊れてはいけないのだ」


 その瀬戸際を感じ続けることで鍛わるのが集中力や感受性なんだ

最近のブログ、、、少し理屈っぽいですよね??(笑)
おそらくこれって、そんな「力」の疲労、筋肉痛
夏の集中、休まず秋の造園に入り勝負どころである

そんなとき、柿の木の下で落ち葉を拾い集めると
ホッと一息つく時間を満喫できた
葉っぱ一枚でこれほど簡潔に秋を演出できるのはおそらく柿くらいだろう

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次