ハヤニエ

 先日ブログに書き込んだモズの「ハヤニエ」という行動

 関東では冬鳥に分類されるモズですが、見た目は大きいスズメ。一見おだやかな見た目とは逆に気性は強気で肉食。縄張り意識が高いため、自分の捉えた虫やトカゲ、カエルなどを枝に刺して「ここは拙者の陣地なるぞッ」とでも言ってるんでしょうね。。
 冬の風物詩としては割と有名ですが、実際にはあまり見る機会も減ってしまっている。。我々植木屋は毎年の楽しみだったりしています。毎年一度は見たいもの。今年はようやく有り付けました♪


 だいぶ時間が経っていたトカゲのハヤニエは既にカリカリになっていて冬の枯れたヤマボウシの枝と同化していた。でも我々にはすぐに分かる。見えるのです。
 私たち植木屋が木を見る時には、必ず要る枝と要らない枝とそれ以外のモノに見分けます。その時にハヤニエは「それ以外」に分類されるのです。「それ以外」とはハヤニエの他にも絡んだ蔓だったり擬態した虫だったり。実に楽しい宝モノたちなのです。

街中で「キチキチキチ」という古い楽器の弦をしめ直す様な鳴声が聞こえたらすぐ近くに必ずこのハヤニエがあると思ってください。


それを見つければあなたはとてもラッキーなのです


そして私はそんな毎年のラッキーが人一倍楽しみだったりします

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