房総半島の真ん中
木更津の山の中ではキンモクセイがもう咲いていました
これから一気に秋一色になってきます
心の準備はできていますか?なんて。。。
庭蝉も年末まで突っ走る算段が整ってきました。今から調整しておかないと最後に泣きをみるわけです。
前回のブログで書きました通り、三重県に一ヶ月おりましたが、観光する時間も全くなく毎日過密スケジュールでしたので全て終えたあと、自身へのご褒美として数日間各地を廻りました。元来、放浪や徘徊が好きな私はとりあえず秘境と言われている十津川村「玉置(たまい)神社」まで車を走らせました。あと13キロというところ、台風の影響で道が土砂で塞がり断念か。。。しかし車に積んであった自転車に急遽乗り換え土砂崩れを突破。。。したのは良かったのだが、そこから山道の連続で自転車は反って重い荷物になるだけ。。そこから歩く事2時間半、ようやく辿り着いた玉置の神様は夕方というのもありヒト気がなく、森の中の古い社は清い霊気が満ち満ちている。
道中大変だったからか、なお清く荘厳な空気を感じることができました。
そのまま山頂まで登り、荒ぐ呼吸を整えながらこの一ヶ月、そしてこの10年、30年を振り返る。無駄な事は何一つなく全てが今の玉置山頂に立っている自分へと繋がっている様に思える。今の山頂の自分が過去の自分をずっとここから見守ってくれていた様にも感じる。行きには重かった自転車だって帰りは本領発揮して下り山道を疾走することができた。この数時間で、ありがとう、と何度呟いていたか分からない。そんな不思議な空気が漂っていた。
帰りに寄った早朝の尾鷲の漁港
玉置神社の写真がないのは、あまりにも厳かすぎてカメラは使えませんでした。。。
スゴい景色や空間ほど写真に収めると陳腐に写ります